2016/11/24 18:00

【“時かけ”10周年記念連載 第4回】筒井康隆「本当に孝行娘」 時を超えて愛される作品へ

細田守監督自身が手がけたデジタルニューマスターを使用した本編映像を始め、豪華特典が盛りだくさんの10th Anniversary BOX/[C]「時をかける少女」製作委員会2006
細田守監督自身が手がけたデジタルニューマスターを使用した本編映像を始め、豪華特典が盛りだくさんの10th Anniversary BOX/[C]「時をかける少女」製作委員会2006

今年で公開から10周年を迎えた映画『時をかける少女』(06)。東名阪でのリバイバル上映やアニバーサリーBOX発売などで盛り上がる“時かけ”、その制作の裏側に迫るミニトークショーが7月23日に行われた。トークの内容をお届けする連載第4回(最終回)では、ついにお披露目の時を迎える作品と手探りで進んでいった宣伝、そして原作者・筒井康隆からの反応などの話が繰り広げられる。

スタジオ地図からは齋藤優一郎プロデューサー、KADOKAWAからは製作の井上伸一郎専務、渡邊隆史プロデューサーが登壇した。

井上「作品が出来上がる前に、絵コンテの段階で原作者の筒井康隆先生に見ていただこうと思ってお送りしたんです。『横溝正史ミステリー大賞』のパーティーにいらっしゃるとのことだったので、その時に感想をいただこうと思って。我々は当然中身に自信があったのですが、唯一不安だったのが、先生が何とおっしゃるか。原作とはだいぶかけ離れましたからね。それで、私が筒井先生の控室に入りましたら、『んん…』と。あの迫力のあるお顔でね、『原作と全然違う』とおっしゃったんです。思わず空気が固まりましたし、目が点になりましたよ!内心、心臓がバクバクで!確かにご本人から、ストーリーは変えて良いと言われてはいたんですが、その間何も相談していなかったしな…と。ここで怒られたらどうしようと思いました。でもその後に、『…のが、良い』と繋げられたんです。見事に快諾をいただきました。『初めて二代目ができた』と、最高の褒め言葉もいただいて」

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