2017/03/17 12:10

アニメ映画大ヒットでも製作現場に恩恵届かず 神山健治監督が現状打破訴え

最大公約数より最小公倍数での映画作り

 動き出したプロジェクト。そのなかで重視したことは「自分の気持ちが乗っていけるもの」だという。とは言いつつも、大きなバジェットが動くプロジェクトだけに、より“大衆的”という思いは無意識にも働いていたという。しかし「マスにアプローチするといっても、それってすごく漠然としたもの。特にインターネットやSNSの普及で、はやりも細分化され、全体に受けるものという発想は、もはやありえないのかなって思うんです。最大公約数というよりは、最小公倍数でスタートするという考え方です」と持論を述べる。

 そこで神山監督が選んだテーマが“世代間の話”。

 「家族のつながりというか、自分も高校生だったとき、両親にストーリーがあるなんて思っていなかった。生まれたときから親は親だから。でも親にもストーリーがあるから、自分が生まれたわけだったりする。そういうことってある程度の年になって気づくことなんですよね。そこを描きたかった。家族は社会の最小単位、親にストーリーがあると気づけば、他人にもストーリーがあることが分かる。そういう認識を持てれば成長にもなるし、世界が広がっていくと思うんです」

今日の運勢

おひつじ座

全体運

焦らずのんびりいこう。プライベートの充実に力をいれると吉。...もっと見る >