2018/03/08 18:14

「インスリン・システム」を利用した“お風呂ダイエット”とは?

 お風呂のダイエット効果というと、いつも注目されるのが温熱効果によるエネルギー消費と基礎代謝の上昇です。年齢や体重、性別などによって差が出ますが、一般的には10分の入浴で30~40kcal、体脂肪にすると5g程度のエネルギーが消費されるといわれています。

 確かにこれらの効果は、多少なりとも脂肪の燃焼には影響を与えます。日々続ければ減っていくとはいえるのですが、普通は摂取するエネルギーのほうが上回るもの。劇的な変化は期待できません。そこで注目したいのが、『インスリン・システム』を利用した、肥満防止法です。

「理論的には入浴でインスリン分泌をコントロールして、肥満を予防することはできます」というのは、医学の面から入浴の効果を研究している医学博士で、東京都市大学教授の早坂信哉さん。早坂さんは「食後30分~1時間後に入浴を始めると、血液が体表に集まって一時的に内臓の消化・吸収機能が落ち、糖質の吸収速度が緩やかになるという報告があります。すると、インスリン分泌量が減って体脂肪合成量も落ちるので、結果的に肥満を予防することが期待できるのです」と続けます。

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