2017/11/14 19:45

なんと1日1分で深い眠りを手に入れる方法

疲れているはずなのに、ぐっすり眠れない。目が覚めても疲れがまったくとれていない。年齢を重ねるにつれて、そんな悩みはありませんか? 

私自身も、疲れてぐっすり眠りたいはずなのに、夜中に目が覚めてそのまま眠れなかったりと、最近「きちんと眠る」ことの難しさを実感しています。まさかこんな悩みが生じるなんて20代、30代の頃には考えられなかったことです。

スリープケアマスターの今枝昌子さん著書『生活習慣を変えなくても、深い眠りは手に入る』から、ぐっすり眠るためのポイントをいくつかご紹介します。

睡眠不足は寝だめでは解消できない

睡眠時間には、個人差があり年齢や生活状況においても変わりますが、理想的なのが7時間の良質な睡眠をとること。一般に6時間未満ではいろいろな病気を発症するリスクが高まるといわれています。

そこで注目したいのが、「睡眠負債」という言葉です。

睡眠負債とは、睡眠不足の蓄積のことを指します。わずかな睡眠不足でも、まるで借金のように積み重なっていくのが、睡眠負債です。

例えば、本来7時間の睡眠を必要としている人が、5時間睡眠を続けていると、1週間で14時間の睡眠負債がたまります。

しかも、この負債、寝だめなどでは返済できないのです。現代の日本人の睡眠不足は深刻です。それによって心身に病を抱える人が非常に多くなっています。

12ページより引用

つまり、質の悪い睡眠をとっていると体の不調はどんどんエスカレートしていき、その結果、糖尿病や脳出血、がんなどの大病や、うつ病などのリスクが生じたりするそうなのです。「睡眠負債」、とても怖い話です。

6時間はベッドの中にいるものの、なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしまう私。実質眠れているのは毎日何時間だろう? と思わずヒヤリとしてしまいました。

ぐっすり眠れないことに更年期が関係あるかも

けれども、どんなに疲れていても、やはりなかなかぐっすり眠ることができません。

一般的に良質な睡眠がとれない理由に、仕事や家事の忙しさ、スマホやPCなどによる深夜活動化などさまざまな理由がありますが、女性なら気になるのが「更年期障害」という壁。

更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れにより生じる身体的・精神的不調のことで、自律神経失調症のひとつです。精神的症状の中には、睡眠障害、イライラ、不安、うつ、神経質、意欲低下、記憶力低下などがあります。

70ページより引用

やはり、そうです。ホルモンバランスが崩れるとさまざまな症状が出てきます。不眠ぐらい大丈夫、と思っていてもそれがゆくゆく更年期のうつに繋がる可能性もあるのだそう。

この本によれば「うつだから、夜眠れなくなる」のではなく、「夜眠れないからうつ」になった人が患者さんの4割を占めるのだとか。そう考えると、更年期の睡眠不足は、なんとか解消したいものです。

良質な睡眠を導く1日1分のお手軽セルフケア

では、良質な睡眠を手に入れるためにはどうすればいいのでしょうか。それは、なんと「足裏」に秘密が隠されているそう。

睡眠障害の解決に役立つメソッドが、足裏快眠ケアです。これは、マッサージを中心とした足裏ケアを続けることで、血液循環が良く、リラックスしやすい身体をつくり、良質な睡眠を手に入れる方法です。(中略)

私が提唱・推進しているのは、わずか1日1分のセルフマッサージ。生活習慣を変えなくても、深い眠りが手に入る方法です。

6ページより引用

足裏は第二の心臓と言われています。足裏マッサージ店などにある、足裏の絵に対応臓器が書かれている反射区のイラストを見たことがある人もいるはず。

それをマッサージすれば良質な睡眠につながるとのこと。わざわざジムに行って運動をしたり、スマホやPCを見る時間を減らしたり、お酒を控えたり。そんなことをしなくても、足裏マッサージ1分でケアできるなんて、忙しい現代人にとってはとてもありがたい話です。

具体的なやり方は書籍をご覧いただくとして、片足30秒ずつ1分、お風呂上りなどにするとよいそうです。大切なのは、これを毎日継続すること

ていねいにやっていくと、効果が期待できます。実際にやってみると、痛気持ちいい感じで病みつきになりそう。1分で終了するので、これなら毎日ストレスなく続けられそうです。

快眠効果をさらに高めるには?

さらに、1日1分足裏マッサージを継続しながら、さらに快眠効果を高める方法がこちら。

・ お風呂の中での足の運動(入浴時に足の指の間を開いて伸ばす)
・ 足浴
・ バランスの良い食事(魚や肉、大豆、乳製品、甘酒などの発酵食品に含まれている必須アミノ酸(トリプトファン)を摂る)
・ 枕や敷布団など自分に合った寝具を選ぶ
・ 靴選び(自分に合ったサイズやソールを。医師やシューフィッターに相談もあり)
・ ウォーキング

147ページより引用

これなら日常の延長でできそう。

これを機に、「ぐっすり眠る」「気持ち良く眠る」ための睡眠改革をしてみるのもいいかもしれません。私も早速、枕カバーやパジャマなど自分のためにちょっと贅沢なものを探しにデパートへ。自分を労わる楽しさというもので、気分も明るくなってきます。

たかが睡眠、されど睡眠......。効率の良いケアで、前向きに健康を維持していきたいものです。ぜひ、1日1分足裏マッサージで、睡眠負債の解消、更年期うつなどの予防に努めてみてください。

生活習慣を変えなくても、深い眠りは手に入る

著者:今枝昌子
発行:山と渓谷社
定価:1,200円(税別)

photo by Shuttertock

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