2018/05/29 22:00

その使い方で大丈夫?香水の種類と正しいつけ方

街ですれ違った人からふんわりと素敵な香りがすると、ドキッとしたり憧れを抱いたりしますよね。

素敵な瓶に入っていて、さまざまな香りが楽しめる香水。持っているだけでも嬉しくなったり、お気に入りの香りをまとうことで気分が変わったりもします。

しかし反対に、飲食店や乗り物の中で、香水の強いにおいにイヤな思いをしたことはないでしょうか?

香水にもマナーや、正しいつけ方があります。なんとなくつけていたという方は、実は間違った方法を選んでいたかもしれません。

そこで今回は、香水の種類とともに、正しい扱い方をご紹介します。

香水の種類

香水にも種類がある、ということを聞いたことがあるかもしれません。中でもよく販売され、好まれて使われるのが、オードパルファム・オードトワレ・オーデコロンの3種類です。

オードやオーデという言葉がすべて頭に付きますが、これは「オー」がフランス語で水を意味し、水・エタノール・香料でつくられた香水のことを「~の水」と呼んでいたのが由来と言われています。

香水は、その種類によって香料の配合率が異なり、香りが持続する時間も変わってきます。そのため、好みや用途に合わせて使い分けられるよう、3種類の違いを詳しく見ていきましょう。

オードパルファム

3種類の中では一番香料の配合率が高く、7~15%の香料が含まれます。濃度が高く、少量でも4~6時間程度と長く香るので、しっかりと香りをつけたい人におすすめです。

オードトワレ

5~10%の香料が含まれます。持続時間は3~4時間程度。気軽に使えて香りもほどよく残るため、日常的にも使いやすい香水です。

オーデコロン

香料の配合率は2~5%と少なめで、持続時間も1~2時間程度です。香りがキツくないので、全身にまとってもライトに香ります。価格も手頃なものが多いため初心者にもおすすめです。

香水の正しいつけ方

ここでは、香水を魅力的に香らせるために、正しいつけ方をお伝えします。

肌が清潔な状態でつける

香水をつける前に気を付けたいのは、肌が清潔な状態かどうかということです。香水はつけると体温で温められ、肌のにおいと混ざりその人オリジナルの香りとなります。

汗をかいていたり、体が汚れていたりすると、不快なにおいになってしまうことも。香水本来の素敵な香りをまとうために、シャワー後などの清潔で乾いた状態の肌につけることを意識しましょう。

香りの変化とタイミングを意識する

香水は時間とともに香りが変化していきます。これは香水の中でも、香りやすい成分から揮発していくためです。

最初に香るのはトップノートと呼ばれていて、一般的に10~30分間、さわやかで軽い香りを楽しめます。

次に感じるのが香りの中心となるミドルノートです。6~7割がフローラル系の香りで作られていて、つけた30分後から1時間後くらいまで楽しむことができます。

そして最後に香るのが、ラストノート。持続時間は種類によって短いものから長いものまでありますが、香りの余韻を楽しむことができます。

このように、香水は時間の経過によって香りが変わっていくため、どの香りを香らせたいかによってつけるタイミングを調整しましょう。

例えば、中心となるミドルノートを香らせたい時には、その時間の30分前に香水をつけるのが良いでしょう。

ただし香水によって香り方はさまざまなので、普段から自分のお気に入りの香りのタイミングを見つけておき、それに合わせて香水をつけられるようにしておくと良いですね。香りで心配することも減り、印象アップにも繋がるでしょう。

肌に直接、10~20cm離して1プッシュ

香水は肌に直接つけます。ゆっくりと肌のにおいと混じり、オリジナルの香りへと変化していく様子を楽しみましょう。

衣服やハンカチなどの布小物につけることもありますが、他の香りと混ざってしまったり、シミになってしまうこともあるので注意が必要です。

また、香水はつけたい部分から、瓶を10~20cm離して1プッシュします。

瓶から直接出すタイプのものは、少し瓶を傾けてから、底をトンと軽くたたいて1滴を出しましょう。

香水をつける量

香りは良い印象をまとうためのものです。香りがキツすぎると、周囲に不快な思いをさせてしまうことも。特に食事をする場では、せっかくの美味しい料理を台無しにしてしまうこともあるので気をつけましょう。

たとえ好きな香りでも、あくまでほのかにまとうことを意識してくださいね。「少し足りないかな」と思う程度が適量、と覚えておけばOKです。

香りがすぐに消えてなくなってしまうという人は、アトマイザーに入れて持ち歩き、気になった時に少しつけ直すのもおすすめです。その場合は周りの空気中にも香りが残ってしまうので、つけ直しを行う場所に注意を払いましょう。

おすすめの部位

香水をどこにつけたらいいのか迷ったときは、こちらを参考にしてつけてみてください。

(1)耳の後ろ・うなじ・ひじの内側など

太い血管が通っている場所は体温が高く、香水が香りやすくなります。またひじの内側など、日常的によく動かす部位は、香りが漂いやすいです。しっかりと香らせたい人には、これらの場所がおすすめです。

注意点としては、香水をつけた状態で直射日光に当たると、色素沈着を起こしてしまうことがあること。シミや赤みの原因にもなるので、気をつけましょう。

(2)ひざの裏・足首・ウエストの両サイドなど

香りは時間が経つにつれ、下から上へと香っていきます。そのため、下半身につけることで、香りに包まれているような印象を与えることができます。

こちらは上品にほんのりと香らせたい場合や、初心者が香水をつける場合にもおすすめです。

(3)スカートの裾・空気中にスプレーしてくぐる

スカートの裾に香水をつけると、裾がふんわりとなびいた時にほのかに香り、女性らしさを演出できます。スプレーする距離が近すぎるとシミになってしまうことがあるので、注意して噴射してください。

また空気中にひと吹きしてからその場所をくぐると、ほんのりと香りを身にまとうことができます。こちらも、初心者におすすめの方法です。

香水のNGなつけ方

ここでは、やってしまいがちな香水のNGなつけ方をご紹介します。

手でこすりつけるのはNG

香水を手首につけてこすり合わせる人は多いと思いますが、実はこれはNGなつけ方です。

手首をこすり合わせるとせっかくの香りがつぶれてしまう他、摩擦によって温度が上がり、揮発してせっかくの香りを飛ばしてしまうことも。
トップノートの香りを楽しむためにも、こすらずにつけましょう。

汗をかきやすい部分はNG

脇や足の裏など汗をかきやすい部分に香水をつけると、イヤなにおいを放ってしまうことも。
香水は香りを楽しむものであり、においを隠すためのものではありません。汗をかきやすい部分には、制汗剤を使うようにしましょう。

また、両耳と胸の中心を結ぶ三角形の間につけると、直接自分の鼻を刺激してしまいます。こちらも避けた方が良いでしょう。

香水をつけすぎた時には

香水をつけすぎてしまった時に一番良い対処法は、石けんで洗い流すことです。また外出前の急いでいるときや外出先などでは、アルコールの入ったウエットティッシュやデオドラントシートなどで拭き取るのもおすすめ。

香水の成分はアルコール類に溶けやすいので、アルコールをコットンやハンカチなどに含ませて拭き取る方法でも対処することができます。

香りがキツすぎたなと感じたときにもすぐに使える方法なので、覚えておくと便利ですよ。

まとめ

香水は、つけている自分はもちろん、周囲の人も良い香りを楽しめるアイテムです。ですが、つけすぎたり、つけ方を間違えてしまうと、周囲に不快な思いをさせ、与える印象も悪くなってしまいます。
自分のつけた香水で、自分自身も気分が悪くなってしまうこともあるのです。

最近は“香害”という言葉も広まっていて、香水だけではなく、香りが強めの衣服用洗剤や柔軟剤でも気をつけなければいけません。

素敵な香りのするアイテムをTPOに応じて正しく使い、癒されたり気合を入れたりと、香りを上手に楽しめるようになりましょう。上手に香りを扱える人は、とても魅力的な印象を与えられるはずですよ!


ライター紹介

須田夏美

美容ライター/日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ
美容を中心に、発信することを楽しみながら勉強に励み、女性の幸せの追及やサポートを目指す。

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【参考】
・小西さやか著書 一般社団法人 日本化粧品検定協会監修(2016年)『日本化粧品検定 1級対策テキスト コスメの教科書』主婦の友社
・香りのマナーとタブー、失敗しない香水のつけ方は? – シセイドウ ビノラボ

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