年齢に抗うことをやめてみた|50歳までにやめること
オトナサローネの読者のみなさん、こんにちは。「予防医療」のスペシャリストで、医師の桐村里紗です。
この連載では、人生100年時代の折り返し地点、50歳になる前にやめたい悪習慣についてお伝えしていきます。
今日は、年齢を意識せざるを得なくなる年代に、あえて「年齢に抗う」をやめることを提案します。
【ネオヘルスケアドクターLISAの「50歳になる前にやめる100のこと」#5】
アンチエイジングは「気分」じゃない
最近、心がざわつくのです。
「アンチエイジング」という言葉に。
日本の女性が、ある程度の年齢に達すると、なんだか強迫観念のように自分の年齢に抗わなければならない気配が周囲からじんわりと迫ってきます。
「若いね」が女性にとっての最高の褒め言葉である日本社会ですから、女性のピークは20代という考え方が暗黙の了解になっています。
アイドルや少女趣味のアニメ文化をもCOOL JAPANとして世界に輸出した日本ですが、男性陣は、他国と比較しても若い子推し比率は多めのようですね。