2017/12/08 19:00

本当は怖い!本当に怖い!メタボリックシンドロームの基礎知識

本当は怖い!本当に怖い!メタボリックシンドロームの基礎知識の画像
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文/中村康宏

「メタボリックシンドローム」や「生活習慣病」という言葉は、健診の時などに耳にする程度かもしれません。でもこれらの病気は、たとえ症状がなくても、現在進行形で病状が悪化していることがあります。

そして、ある日突然死んでしまったり、寝たきりになってしまうという、恐ろしい病気の前段階でもあるのです。

今回は、生活習慣の悪化からメタボリックシンドローム(以下、メタボ)になり、生活習慣病に至るまでの経過について、ご説明しましょう。
■成人病と「メタボリックシンドローム」の発祥
生活習慣と病気との関連性は、約100年前から指摘されていました。さらに研究が進み、1947年にはフランス人医師ジャン・ヴァーグ(Jean Vague)が、肥満が動脈硬化や糖尿病・腎臓結石・痛風と関連していることを指摘しました(※1)。日本で生活習慣と関連する病態のことを「成人病」と呼ぶようになったのは、この頃のことです。

そして1977年に、ドイツ人医師のヘルマン・ハラー(Herman Haller)により「メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)」という言葉が初めて科学誌で使われました。その後、1998年にWHO(世界保健機関)が「メタボリックシンドローム」という名称で診断基準を発表した事をきっかけに、健康診断でも広く取り上げられるようになったのです(※2)。
■メタボリックシンドロームの基準とは
現在の健康診断では、メタボリックシンドロームの項目があります。これらは腹囲(男性85cm以上、女性90cm以上)、血圧(最高血圧:130mmHg以上、最低血圧:85mmHg以上)、血中中性脂肪値・コレステロール値(中性脂肪値 150mg/dl以上、HDLコレステロール値40mg/dl未満)、血糖値(空腹時血糖値 110mg/dl以上)の4項目から構成され、「メタボ」とは腹囲を含む2つ以上の症状が一度に出ている状態をいいます(※3)。

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