2018/02/09 17:00

認知症と歯周病との意外な関連性が明らかに!【名医に聞く健康の秘訣】

認知症と歯周病との意外な関連性が明らかに!【名医に聞く健康の秘訣】の画像
認知症と歯周病との意外な関連性が明らかに!【名医に聞く健康の秘訣】の画像

取材・文/わたなべあや

認知症のひとつであるアルツハイマー病が見つかったのは、今から110年以上も前のこと。多少進行を遅らせる薬は出てきたものの、いまだにこれといった根本的な治療法はなく、解明されていないことがたくさんあります。

さまざまな研究が進められる中、イギリスの権威ある医学誌の電子版「nature.com」に、「認知症と歯周病が関連している」という論文が発表されました。いったいどういうことなのでしょう?

この研究を行ったグループの代表者、名古屋市立大学の道川誠教授にお話を伺いました。
■歯周病が認知症の原因になる?
認知症と歯周病の関係を解明するために、歯周病菌に感染させたマウスを使った実験が行われました。その実験では、歯周病にかかるとアルツハイマー型認知症の原因とされているアミロイドβという物質が脳の中で増えて、沈着することが分かったのです。

アミロイドβの沈着までの経路ですが、歯周病にかかると、エンドトキシンという毒素が血流にのって全身を駆け巡ります。やがて、エンドトキシンは脳にも到達し、サイトカインなどの炎症性物質が増加します。そのサイトカインがアミロイドβの産生を増やすのです。このアミロイドβが脳に沈着すると、認知症の発症が早まったり、進行したりします。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

優しさにあふれた今日のあなた。弱者に対する深い思いやりがあ...もっと見る >