2018/03/18 17:00

100歳の家事評論家が気づいた長寿のコツは「前向きな手抜き」

100歳の家事評論家が気づいた長寿のコツは「前向きな手抜き」の画像
100歳の家事評論家が気づいた長寿のコツは「前向きな手抜き」の画像

文/鈴木拓也

家事評論家・エッセイストとして長年にわたり活躍する吉沢久子さん。1918年生まれで、1月には100歳を迎えたが、今も健筆をふるう。

そんな吉沢さんの元気と長寿の秘密を1冊にまとめたのが、『100歳まで生きる手抜き論 ようやくわかった長寿のコツ』(幻冬舎)だ。書名のとおり、長生きのコツとは適度な「手抜き」であることが、くわしく説かれていて興味深い。

例えば食事。世間では、糖質制限やらグルテンフリーやら、食と健康に関する様々な論説がかまびすしい。しかし、吉沢さんの食養法には、何かを制限したり、逆にこれだけは毎日食べるといったものはない。方針は、きわめてシンプル。「おいしい食事が健康の秘訣」である。
食事には、「こうでなくては」というルールはありません。楽しめるものは、何でも楽しみます。たとえば、自宅の庭で育った野菜を収穫し、採れたてを調理して食べるのは楽しみの一つ。全国各地から特産品などをとり寄せるのも大好きですし、知人が、「きっとこれはお好きだと思って」などと言って贈ってくれるものには、いつも心が躍ります。
(本書p.107~108より引用)
時には外食をして、寿司やてんぷらに舌鼓をうち、デパ地下の総菜も和洋中問わず好きなものを食べるそう。そして食べる量も「腹八分」が良いことは理解しつつ、それにはとらわれないという。自分で料理を作る時も、何食か作り置きしたり、道具を活用して調理の手間を省くなど、ほどよい加減の手抜きがよいとする。

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