2018/02/24 12:00

アカデミー賞作品賞受賞候補!スピルバーグ監督がおくる、政治と記者の熱いバトル『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

『ペンタゴン・ペーパーズ』(2018年3月30日日本公開)
『ペンタゴン・ペーパーズ』(2018年3月30日日本公開)

スティーブン・スピルバーグ監督作品で13度目のアカデミーノミネート作として注目されている『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2018年3月30日日本公開)。本作は、70年代のベトナム戦争の最高機密文書の報道をめぐり、政府の圧力に抗い報道の自由を守ったワシントン・ポストという新聞社の社会派ドラマになっている。今回は本作の手に汗握る熱い見どころをご紹介。

演技合戦!トム・ハンクスとメリル・ストリープの豪華共演
映画の主体となるのは二人のキャラクター、メリル・ストリープ演じるワシントンポストの社長であり、アメリカ新聞社初の女性発行人キャサリン。そしてトム・ハンクス演じるのは、キャサリンの部下であり、編集主幹のベン。本作はバディムービーと言っていいほどお互いに二人のキャラクターが影響を与えていく。ベンは報道のためであれば多少の荒々しいことをする問題児として会社では有名であり、キャサリンはいつもベンの扱いに悩まされる日々。しかしキャサリンは社長という立場でなく、ベンや他の部下たちの報道魂の熱さによって新聞社を守る本当の意味ということに気が付き始める。男社会である会社経営に弱弱しくも懸命に会社を守っていた彼女がベンとともに強い女性になっていき、政府に立ち向かう姿は清々しい。是非女性に見てほしい作品である。そしてベンも女性という立場で会社を守り続けていたキャサリンに尊敬の念を抱いていく。とにかくトム・ハンクスとメリル・ストリープの演技がとても安定している。本当に長年会社を支えてきた二人の友情がスクリーンの中で見事に表現されている。強い女性のキャラクターが多いメリルだが、本作は女性の弱さもリアルに演じている。胸打たれる彼女の演技にも是非注目してほしい。

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