2017/09/08 12:00

京都でなく東京で活躍する沢口警部補 2重構造でてんこ盛りのサスペンス 〈警視庁機動捜査隊216 ⑧ 傷痕〉(TBS系)

警部補・沢村舞子(沢口靖子)の毎度の活躍シリーズ。今回は、舞子がかつて子供連れの母親に刃を向けた犯人をピストルで撃つのを躊躇したために、一瞬間遅れ、犯人が母親を刺殺してしまった事件について、その後も描いた。犯罪被害者遺族と犯人を追った警察官との関係は、犯人を射殺した瞬間の間合いで激変する。
長い間、舞子のトラウマになってきた過去の事件と、それを記事にする新聞記者・土居(西村まさ彦)との関係も描きつつ、現在の殺人事件も追うという、2重構造のサスペンスであるが、中心は整備工場の爆発と、そこで殺されていた工場長の事件である。
沢口靖子といえば、「科捜研の女」が長く続く当たり役で、当作を見ながら、つい、舞台が京都かと勘違いしてしまった。この舞子は捜査1課刑事とは違い、管内をパトロールしながらトラブルや事件性のある目撃事項について初期の事情を調べ、捜査1課に引き渡す部署の警官である。バディは金子洋平(赤井英和)、通称ネコさん。赤井は相変わらずエロキューションが悪いが、沢口は成長している。
殺人犯と思われた前科者の妻を演じた有森也実が、あまりに老けた中年のクリーニング店員になっていたので、初めは見間違えた。他人の噂話(ムショ帰りの妻)で職を転々としなければならない家族の切なさも盛り込んで、いささかてんこ盛りすぎる脚本。人の好さそうな保険外交のオバちゃんが真犯人だったという意外なオチ。
(放送2017年9月4日20時~)

(黄蘭)

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