2017/09/23 10:00

差別乗り越え、近代社会で暮らした果てに...... 〈サーミの血〉

1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族のサーミ人は差別的な扱いを受けていた。

少女エレ・マリャ(レーネ=セシリア・スパルロク)は、学校でサーミ語を禁じられ、成績も良く進学を希望していたが、「サーミ族の脳は文明に適応できない」と教師からは推薦状を書くことを断られる。差別に苦しむエレは、夏祭りで少年ニクラスと出会い、恋に落ちる。

その時エレは自らをクリスティーナと名乗る。エレはクリスティーナとして彼を頼り、都会の学校へ入学しようとするのだったが...。

自身もサーミ族の血を引くアマンダ・シェーネル監督が、アイデンティティの境界線に立つ少女の成長を描き、自らのルーツを問う。主演のスパルロクも役者をしていない時はトナカイの飼育をしているサーミ人である。

生まれながらの境遇を受け入れ、生まれた土地で生きるべきなのか。知識と教養を身につけ、人生の選択肢を広げるべきなのか。エレは故郷を捨て、都会へ旅立つことを決断する。

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