2017/10/01 10:00

1歳の息子がひらく難民とのコミュニケーション 〈NNNドキュメント'17 サーメル 子連れ写真家とシリア難民〉

写真家・小松由佳。1歳になったばかりの息子・サーメルを小脇に抱え、ヨルダンに降り立つ。4週間の撮影の目的は、シリア難民を撮ること。日本では、シリア人の夫・ラドワンさんが待つ。シリアの砂漠で恋に落ちた2人が日本で暮らすことになったのは、今世紀最大の人道危機・シリア内戦の影響だった。家族と散り散りになり、ラドワンさんだけが由佳さんを頼る形で日本にやってきたのだ。

大変な状況だけれど、希望を持って生きる。生活が苦しいのは勿論だが、その部分だけを引き延ばして映したいわけじゃない。日本に住む自分たちと、何ら変わらない、日常の喜びを映したい。だからこそ、彼女の撮影は、話を聞くところから始まる。子だくさんの母の話を聞きながら、自分も息子のオムツを変える。難民の女性たちが読み書きを教わる場では、一緒に授業の席に座る。子連れ、女性。危険地帯では大きな弱点になるその姿が、すっと馴染む武器になる。どこにだって女性の暮らしがあり、子どもの無邪気さは変わらない。無論、サーメルはどこでも人気者だ。ぎゅっと小さな体を抱えると、自然と笑顔がこぼれる。

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