2017/10/30 12:00

ママ友がボランティアで選挙運動? あり得ないリアリティ 〈民衆の敵~世の中おかしくないですか~第1回〉(フジテレビ系)

総選挙の前から、不倫だ「ハゲー」だと女の政治家が物議をかもし、現実の世界がおかしくなっている最中に、「世の中おかしくないですか」との刺激的なタイトルで篠原涼子主演とは、計算が透けて見えていやらしい。やっぱり見透かされて低視聴率の月9となった。選挙で時間が繰り下がったとはいえ、篠原の神通力も枯れたか。
加えて、共演者が高橋一生と石田ゆり子では、計算があくど過ぎるのではないか? 佐藤智子(篠原涼子)はフリーターの夫(田中圭)と子供1人のしがないアパート暮らし。中卒で教養もないが真面目に暮らしている。市議会議員の報酬の多さに目がくらんで、金もないのに市議会議員選挙に立候補する。ライバルは政治家家系の御曹司、藤堂誠(高橋一生)だが、彼は裏の顔も持っている。
エリート記者を挫折した平田和美(石田ゆり子)は智子の立候補を応援しようとママ友を集める。街頭演説の反応は良かった。ここまでが第1回である。この脚本家(黒沢久子)がわかっちゃいないのは、ママ友が即、智子の応援団になることである。ママ友社会は嫉妬と足の引っ張り合いのドロドロした女の闇であって、明るく単純に応援団になるのは単細胞過ぎる。また、子育て世代のママたちには暇がない。だから「保育園落ちた。日本死ね」になるのであって、ボランティアで選挙運動に駆け付けるなどあり得ない。記者挫折の和美の描き方も曖昧で魅力がなく、コメディのキレも不足だ。(放送2017年10月23日21時30分~)

(黄蘭)

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