2018/05/09 17:03

脳性マヒと闘う奇跡のバイオリニスト・式町水晶 「バイオリンは世の中に認めてもらうための“武器”だと思っていた」

病気を乗り越えて生まれてきた音色は繊細だが、力強い(夕刊フジ)
病気を乗り越えて生まれてきた音色は繊細だが、力強い(夕刊フジ)

 脳性マヒなどさまざまな障害と闘いながら、美しい音色を手に入れた奇跡のバイオリニスト、式町水晶(しきまち・みずき、21)がメジャーデビューを果たした。初アルバム『孤独の戦士』にはここまで支えてくれた人々への感謝の思いが詰まっている。

 3歳で脳性マヒ小脳低形成と診断された。

 「小脳が半分以下しかないので、指先の筋肉のコントロールのためのリハビリの一環として、母がバイオリンを与えてくれたんです。それで、最初のレッスンでたまたまいい音が出たんです。それでハマりましたね」

 病気の影響で、指先の力を抜くことがうまくできない。そのレッスンは並大抵の大変さではなかった。それでもやめなかったのは「そのころは、バイオリンが、自分を世の中に認めてもらうための“武器”だと思っていたんですよ」。

 アルバムにはカバー曲に加え、オリジナル曲も収録している。中でも、10歳のときに本格的に初めて作曲したのが「ホワイト・ローズ」という曲だった。

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