2017/06/27 10:15

「34歳で可哀想と思われたくない」小林麻央さんが遺した言葉に感涙

 22日に旅立った小林麻央さんの訃報に、日本中が悲しみに暮れている。「まだ34歳なのに早すぎる」「小さな子供がいるのにかわいそう」と悲嘆の声が溢れているが、それに応えるかのようなメッセージを麻央さんは生前に残していた。

 昨年11月、英BBCから「今年の100人の女性」に選ばれた際に、同社へ寄稿した文章である。彼女の思いに心を寄せながら、ここにその一部を掲載したい(カッコ内は麻央さんの寄稿)。

「2年前、32歳の時に、私は乳癌であることを宣告されました。娘は3歳、息子はまだ1歳でした。『治療をして癌が治れば、元の自分に戻れるのだから、大丈夫!』と思っていました」

 という書き出しの文章は、まず自らの反省から始まる。病のイメージを持たれたり、弱い姿を見せることに麻央さんは恐れを抱いていたという。宣告当初は病気を隠すことを選び、人との交流も断ち、隠れるように病院へ通う生活だった。

「1年8か月、そんな毎日を続けていたある日、緩和ケアの先生の言葉が、私の心を変えてくれました。『がんの陰に隠れないで!』 私は気がつきました。元の自分に戻りたいと思っていながら、私は、陰の方に陰の方に、望んでいる自分とはかけ離れた自分になってしまっていたことに。何かの罰で病気になったわけでもないのに、私は自分自身を責め、それまでと同じように生活できないことに、『失格』の烙印を押し、苦しみの陰に隠れ続けていたのです」

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