2017/09/09 10:15

吉永小百合が意識していた“伝説女優”原節子の「引退」

 9月5日に三回忌を迎えた伝説の女優・原節子(享年95歳)。小津安二郎監督の「晩春」(49年)や「東京物語」(53年)、成瀬巳喜男監督の「めし」(51年)や「山の音」(54年)、あるいは黒澤明監督の「わが青春に悔なし」(46年)など、日本映画界の名だたる巨匠の作品に出演し、その美貌で多くの映画ファンを虜にした彼女は、62年の「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」を最後に事実上の引退をした。絶頂期を過ぎたとはいえ、華々しい女優人生を歩んでいた42歳での引退の理由は、いまだに謎とされている。

 原節子のようにスターの座にありながら引退した女優というと、スウェーデンからハリウッドに渡って20~30年代に活躍し、35歳で引退したグレタ・ガルボの例がある。日本では、戦前から戦中にかけて満映のトップ女優・李香蘭として一世を風靡し、戦後は日本名に戻って女優を続けた山口淑子が有名だろう。芸能生活20周年の58年に結婚を機に女優業を引退した時は38歳だった。山口の引退記念映画「東京の休日」は原節子の呼びかけによって企画が成立したが、その4年後に原自身が引退したことを思えば、それが偶然だったかどうかはわからないという。

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