2019/01/20 11:00

「始終イライラして苦しかったあの時代」――陽月華、初主演映画『かぞくわり』を語る

陽月 華さん
陽月 華さん

 映画『かぞくわり』は折口信夫の『死者の書』から着想された。折口は奈良の当麻寺の当麻曼荼羅を織ったと言われる中将姫伝説に想を得た。元宝塚トップ娘役の陽月華(ひづきはな)さんが、自分と同年齢のヒロイン・香奈を演じた。

「二上山の麓に一か月以上滞在して撮影しました。古墳の脇を中学生が自転車を漕いでいく。古代の息吹が自然に感じられ、大好きな街になりました。移住したいくらい(笑)」

 香奈は30代後半にして実家暮らし。図書館に勤めるが、利用者への対応は杓子定規で無表情。かつては画家志望だった。少女時代、次々に現れる恐ろしいビジョンを、執拗に描き続けた。家族は心の病を疑い、彼女を絵から引き離した。

「私も、小学校高学年から中学校にかけて、何故だか分らないけれど始終イライラして、血管が破けるかと思うくらい苦しかった。香奈は絵を描くべく生まれついたのに、家族に認めてもらえず、何に対しても心が動かない状態になっていったのでしょうね」

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