2019/03/05 17:00

クリント・イーストウッド88歳が10年ぶりに銀幕復帰 「運び屋」を採点!

©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

〈あらすじ〉

退役軍人のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、家庭を顧みず、高級ユリの栽培に打ち込んできた。業界では名のしれた存在だったが、インターネットの普及とともに売上が落ち込み、90歳を前に自宅と農園を差し押さえられてしまう。家族にも見放され、孤独な日々を送るアールはある日、車を運転するだけの簡単な仕事を紹介される。何度か任務をこなし、高額な報酬を手に入れたアールは、自分が運んでいる荷物がメキシコの麻薬組織のドラッグだと知ってからも、仕事を受け続ける。新車を購入し、自宅と農園も取り戻したアールに、麻薬取締局の敏腕捜査官コリン・ベイツ(ブラッドリー・クーパー)の捜査の手が迫る。

〈解説〉

『15時17分、パリ行き』に続くクリント・イーストウッド監督作。実在した運び屋の老人がモデルのクライム・ドラマ。116分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆シンプルな構成のせいか、C・イーストウッドの過去の映画の数かずが画面に重なり異様な気分に。後ろ姿にしみじみ。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★★乗り心地のよい映画。怖くておかしくて、いきなり足元をさらう深みも出現する。快楽と許しの絡みは、やはり彼のテーマ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆イーストウッドが恰好良すぎ。老け専女子には垂涎の作品。シルバー人材センターにも神修繕の人気高齢者がいるらしい。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆時代の窮屈さを見据え、軽やかに20世紀のレガシーを背負う映画神。インターネットに店を潰された男との設定は象徴的。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★これはイーストウッドからの「遺言」か?! “赦し”と“時間”についての絶妙な脚本。老人の後悔。演技も音楽も極上。

INFORMATION

「運び屋」(米)
3月8日(金)より全国ロードショー
監督・出演:クリント・イーストウッド
出演:ブラッドリー・クーパー、ローレス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、アンディ・ガルシア ほか
http://wwws.warnerbros.co.jp/hakobiyamovie/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年3月7日号)



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