2019/03/20 17:00

伝説のロケ地「サッドヒル」を50年ぶりに復元! 「サッドヒルを掘り返せ」を採点!

© Zapruder Pictures 2017
© Zapruder Pictures 2017

〈解説〉

1966年の夏、スペインのブルゴス郊外の渓谷に、5000基の墓標が同心円状に配置された巨大なオープンセット「サッドヒル」が作られ、マカロニ・ウエスタンの名作『続・夕陽のガンマン』(セルジオ・レオーネ監督)の、伝説の決闘シーンが撮影された。その「サッドヒル」を、4人のスペイン人男性が中心となり、50年ぶりに蘇らせたプロジェクトの全貌に迫るドキュメンタリー。作曲を担当したエンニオ・モリコーネや主演のクリント・イーストウッドらが製作当時を振り返るインタビューや、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドや映画監督のジョー・ダンテらが『続・夕陽のガンマン』への愛を語る姿も収録し、映画や文化が人生に与える影響をも考察する。ギレルモ・デ・オリベイラ監督の長編映画デビュー作。86分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆『続・夕陽のガンマン』ロケ地(スペイン)の人々の熱い思いがほほえましく、共感。映画の力。バーのおやじの得意顔。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆50年前に私が昂奮したあの映画は、世代を超えて熱愛されていた。「静かな祝祭」の幸福感が画面の隅まで広がっていく。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆芸術は信仰、映画館は教会という言葉に涙腺が緩む。『続・夕陽のガンマン』を知らなくても楽しめるが、見れば尚更!

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆聖地巡礼のための墓守運動。映画というフィクションが持つ現実拡張の力を感動的に描く。レオーネ論としても中級以上。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★映画史上最も象徴的なロケ地を“聖地巡礼”。1本の映画に魅了されたひとびとのなんて豊かな時間。胸熱の映画体験!

INFORMATION

「サッドヒルを掘り返せ」(スペイン)
新宿シネマカリテほか全国順次公開中
監督:ギレルモ・デ・オリベイラ
出演:エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッド、ジェイムズ・ヘットフィールド、ジョー・ダンテ ほか
http://hark3.com/sadhill/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年3月21日号)



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