2019/04/29 17:00

見た目は大人、中身は子ども、異色のヒーローが大活躍 「シャザム!」を採点!

©2019 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
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〈あらすじ〉

14歳のビリー(アッシャー・エンジェル)は、3歳のときにシングルマザーの母親と雑踏ではぐれて以来、里親の家を渡り歩いてきた。新しい里親のバスケス家には、スーパーヒーローオタクのフレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)を始めとする5人の里子が暮らしていた。ある日、ビリーは異世界に迷い込み、魔術師からスーパーパワーを授けられ、筋骨隆々の中年男性の体をした勇者シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)に変身してしまう。フレディのアドバイスを参考に、その能力を使いこなし始めた頃、シャザムの魔法の力を狙う科学者のDr.シヴァナ(マーク・ストロング)に、フレディがさらわれてしまう。

〈解説〉

DCコミックスに登場する、中身は子どものスーパーヒーローが、仲間を守るために戦うアクション・コメディ。『アナベル 死霊人形の誕生』のデビッド・F・サンドバーグ監督。132分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆子どもっぽさ全開。ストーリー展開も強引だが愛嬌あり、笑わされる。里親制度の家庭という設定も話に厚みを与えている。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆筋書は月並だが、ビリーとフレディの呼吸が絶妙に合っている。嫌味がないので、微笑む自分に疑いの眼を向けずにすむ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆厭世的で孤独な少年が、一言唱えた途端に筋骨隆々、おバカさ大爆発。素っ頓狂な行動力は痛快で闇の映像も迫力満点。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆真顔の苦悩と無邪気な笑いの往還。『ビッグ』の変奏に加え、孤児の成長譚はディケンズ的。「ヒーローとは何か」論の秀作。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆79年前から存在するスーパーヒーローの起源。里親家族の結束。思春期少年と90年代の匂い。クイーンの楽曲でジャーン!

INFORMATION

「シャザム!」(米)
全国公開中
監督:デビッド・F・サンドバーグ(『アナベル 死霊人形の誕生』)
出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、マーク・ストロング ほか
http://wwws.warnerbros.co.jp/shazam-movie/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月2・9日号)



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