2019/05/18 06:00

2分間の黙祷が反逆罪に。一変した高校生の人生

ラース・クラウメ監督
ラース・クラウメ監督

 たった2分間の黙祷が、彼らの人生を一変させた。『僕たちは希望という名の列車に乗った』は、1956年、冷戦下の東ドイツで起きた、高校生19人の実話をもとにした映画。東ドイツの高校に通うクルトとテオは、ハンガリーで起きた民衆蜂起に感銘を受け、級友たちに呼びかけ、授業中に2分間の黙祷を行う。だがそれを東ドイツ当局から反逆行為とみなされ、彼らは厳しい追及を受ける。監督は、前作『アイヒマンを追え!』で、西ドイツの検事長によるナチス戦犯アイヒマンの追跡劇を描いたラース・クラウメ。

「最初に『僕たちは~』の原作を読んだのは10年以上前。『アイヒマン~』の製作中に改めて本を読み、映画化へと動き出しました。どちらも体制に立ち向かった人々の政治的なドラマで、これまであまり映画で描かれなかった50年代のドイツ社会を扱っています。東西両方の視点から、この否定と嘘にまみれた時代を描くことに惹かれました」

 73年生まれのクラウメ監督にとってもベルリンの壁崩壊は大きな事件だったというが、『僕たちは~』が描くのは、壁ができる5年前の出来事。

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