2017/02/08 07:00

『君の名は。』聖地に“リア充”中国人集団が殺到中

(c)安田峰俊
(c)安田峰俊

 厳寒の2月上旬。すべてが眠ったように深い雪に閉ざされた、飛騨路もなかばのローカル駅。国鉄時代を思わせるレトロな駅に自動改札などはなく、駅員がたった一人で改札と窓口業務を切り盛りしている。待ち合わせ室でぼそぼそと茶飲み話を続ける地元の老婆。やがて名古屋から富山へと抜ける特急がホームに滑り込み、扉が開いた。

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 静寂を切り裂き、ひなびた駅舎が突如として中国語の洪水で包まれた。列車から続々と降りてくる、はしゃいだ若者たち。大きなスーツケースを脇に置いて記念写真を撮るカップル、友達に電話を掛けはじめた女性、ホームを走ろうとした子どもを叱る声など、狭いホームが華やいだ雰囲気で満ちた。

「これから飛騨市図書館に」という杭州市出身の若い女性

 ここは岐阜県飛騨市、JR高山本線の飛騨古川駅だ。昨年8月に公開されて大ヒットを記録した映画『君の名は。』のヒロイン・三葉が住む山里のモチーフのひとつになったことで、「聖地巡礼」(アニメの舞台となった土地をファンが実際に訪ねる旅行)の観光客が増加している。

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頭の回転がはやいけれど、少々毒舌気味。ツッコミは冗談が通じ...もっと見る >