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2019/08/26 17:00

三船ならではの大らかさ 人間味あふれる司令長官――春日太一の木曜邦画劇場

1968年作品(131分)/東宝/2500円(税抜)/レンタルあり
1968年作品(131分)/東宝/2500円(税抜)/レンタルあり

 前回述べたように、三船敏郎といえば「サムライ」が代名詞だが、それだけでなく軍人役もまた、そのキャリアを語る上で欠かせない。

 特に司令官を演じる際の、どっしりと構えた泰然自若な「静」のたたずまいが醸し出すリーダーとしての器の大きさや信頼感は、三船という並外れたスケールをもつ役者ならではの表現といえる。

 だからといって、ただひたすら厳然とし続けているわけではない。時おり見せる、なんともいえない人間くささ――そのチャーミングさもまた、大きな魅力となっている。

 今回取り上げる『連合艦隊司令長官 山本五十六』は、まさにそんな三船の姿を堪能できる作品になっている。

 三船が演じるのは、表題の人物・山本五十六。太平洋戦争で日本の全艦隊の指揮を任された男だ。連合艦隊の司令長官に任命される直前から物語は始まり、真珠湾攻撃、ミッドウェイとガダルカナルの敗戦を経て、搭乗機が撃墜されるまでが描かれる。

 国力の差を正確に把握しており、無謀な戦争であることを理解する良識の持ち主でありながら、趨勢の中で大任を引き受け、全うしていく――。そんな司令官の姿を、三船は人間味あふれる芝居で表現していた。それは、冒頭から既に明確に出ている。

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