2019/10/29 17:00

風水に翻弄される韓流王宮ドラマ 「風水師 王の運命を決めた男」を採点!

©2018, JUPITER FILM & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED
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〈あらすじ〉

19世紀初頭の朝鮮王朝で、次期国王が謎の死を遂げた。国の主権を狙う重臣のキム・ジャグン(ペク・ユンシク)が決めた御陵地に対し、「王家の子孫が途絶える悪地」と異議を唱えた天才風水師のパク・ジェサン(チョ・スンウ)は、キムたちの反感を買い、家に火を放たれ妻子の命を奪われてしまう。13年後、キムは王室の土地を支配し、強い運気の集まる土地“明堂”のなかでも最高峰の“大明堂”を手に入れて、一族の未来永劫の繁栄を画策していた。国王・憲宗(ホンジョン)の身を案じた叔父の興宣君(フンソングン/チソン)は、悪政を正して王家の権威を取り戻すためにジェサンを訪ねる。それぞれにキムに恨みを持つ2人は、キム家の墓に隠された衝撃の事実を知る。

〈解説〉

『仁寺洞スキャンダル―神の手を持つ男―』のパク・ヒゴン監督作。吉地をめぐり野望と陰謀が渦巻く史劇エンターテインメント。126分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆カット割りが終始こまかくて、人物像や人間関係がつかみづらくイラつく。風水と権力の密な関係、もひとつピンと来ず。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆宮廷物の通例に漏れず、毒蛇と毒蛇が絡み合うが、話の説明が多く、感情表現もくどい。省略と陰翳を望むのは無理か。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆人の欲など土地の魔力が封じ込めるし、また実りの多い家にもなる。滞りが起きないように手入れするのが大事と実感。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆覇権争いや権謀のドラマに地相が絡む変化球が吉と出た。基本は何度も観たような歴史劇だが、ちょっと新鮮に楽しめる。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆予算を掛けて迫る流行りの韓流王宮。墓相をめぐる風水師モノは『霊幻道士』じゃないが視覚的に面白いと見応えあり。

INFORMATION

「風水師 王の運命を決めた男」(韓)
10月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー
http://hark3.com/fuusui/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年10月31日号)



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