2017/04/04 17:00

身体を張るから面白い! 若き「狂犬」渡瀬の心意気

1976年作品(78分)/東映/3024円(税込)/レンタルあり
1976年作品(78分)/東映/3024円(税込)/レンタルあり

 二〇一七年は嫌な年だ。大好きな役者の訃報が続く。今度は渡瀬恒彦――。本連載でも折に触れて取り上げてきたが、筆者の中で現役では五本の指に入る、憧れの人だった。

 そこでしばらくは、彼の出演作品を取り上げていきたい。

 渡瀬は東映の若手時代「狂犬」の異名で知られていた。どこかふてくされ、目をギラつかせて牙を剥き出しにする――そんな役柄が多かったというのもある。が、それ以上に「狂犬」ぶりを見せつけたのは、出演作で繰り広げられてきた「身体を張った命知らずのアクション」の数々である。

 ドアのないボロ車でカーチェイスに臨んだ『暴走パニック 大激突』、猛スピードで走る車のドアにしがみつき長い距離を引きずられた『実録外伝 大阪電撃作戦』、そしてなんといっても凄まじいのが、今回取り上げる『狂った野獣』だ。

 渡瀬が演じる宝石強盗は無事に計画を成功させ、路線バスに乗り込む。だが、そのバスを逃亡中の銀行強盗二人組がジャック、渡瀬は宝石を置いたまま降ろされてしまう。

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