2017/04/11 17:00

ヒロイン支える若頭演じ渡瀬の男の魅力、全開!

1981年作品(112分)/KADOKAWA/1800円(税抜)/レンタルあり
1981年作品(112分)/KADOKAWA/1800円(税抜)/レンタルあり

 渡瀬恒彦のフィルモグラフィを振り返る上で欠かせないのは、角川春樹が率いていた時代の角川映画への出演だ。

 初期の超大作(『戦国自衛隊』)、中期のアイドル映画(『セーラー服と機関銃』『愛情物語』)、ハードボイルド(『化石の荒野』)、末期の角川監督作品(『天と地と』『REX~恐竜物語』)……、絶えず主要キャストとして出演を続けた渡瀬こそ「ミスター角川映画」と呼んでいい存在だ。

 特に、今回取り上げる『セーラー服と機関銃』での渡瀬が、とにかくカッコいい。

 物語は、ヒロインの女子高生・星泉(薬師丸ひろ子)が、ヤクザの組長だった遠戚の死去に伴い跡を継ぐところから始まる。渡瀬が演じるのは彼女を支える若頭・佐久間だ。

 武骨で無口でぶっきらぼう、そして全身からピリピリした殺気を放つ――そんな佐久間は、東映で「狂犬」として活躍していた男にまさにピッタリの役柄といえる。

 序盤から、渡瀬の魅力が爆発している。泉に「お迎えにまいりました」といきなり有無も言わさず車に連れ込む校庭での初対面の場面。組長襲名を頼まれて当然のように断る泉に対して「ご心配なく。組長に年齢・性別の制限はありません」と理不尽に言い放つ場面。いずれも「さすが渡瀬」という押し出しであった。

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意見を押し通したくなる日。仕事面ではプラスだけど、プライベ...もっと見る >