2017/04/15 17:00

世界をだました謎の美少年作家「J.T.リロイ」は、私のインタビューにこう答えた

© 2016 A&E Television Networks and RatPac Documentary Films, LLC. All Rights Reserved.
© 2016 A&E Television Networks and RatPac Documentary Films, LLC. All Rights Reserved.

 2005年、「アメリカ文学史上最大のペテン」と呼ばれる事件が起きた。

 J.T.リロイの筆名で『サラ、神に背いた少年』『サラ、いつわりの祈り』(米日ともに1999年刊行)とベストセラー作品を叩き出し、ミュージシャンやセレブたちの支持を得て、一大センセーションを巻き起こしたミステリアスな美少年作家が、40歳の女性が作り出した架空の人物だったことが明らかになったのだ。

ウィノナ・ライダーもだまされた

幼い頃にペニスを切り落とされ、実の母親に男娼になることを強制されて、高速道路沿いのレストストップで体を売っていた辛い過去を自伝的描写で描いた作品が、映画監督ガス・ヴァン・サントや、ミュージシャンのコートニー・ラブ、女優ウィノナ・ライダーなどの推薦でブレイクし、『サラ、いつわりの祈り』は、2004年にアーシア・アルジェントの手で映画化もされた。朗読会やメディアからの取材の対応には、いつもサングラスで目を隠し、ブロンドのかつらをかぶった少女のような少年が登場していた。少年のそばには、いつも「スピーディ」というあだ名のイギリス人女性が世話人として存在した。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

カルチャーで感動気分を味わおう。映画ならアクションものを。...もっと見る >