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2020/01/01 17:00

ここ一番での動的な演出 片渕作品のアクション性――春日太一の木曜邦画劇場

2009年作品(94分)/エイベックス・エンタテインメント/5800円(税抜)/レンタルあり
2009年作品(94分)/エイベックス・エンタテインメント/5800円(税抜)/レンタルあり

 片渕須直監督のアニメ映画『この世界の片隅に』が、新たなカットを大幅に加え、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』として公開された。

『この世界~』は、繊細で緻密な日常描写が積み重なって展開され、それが徐々に戦争の影に侵食されていく過程が静かなタッチで綴られる。そのため、片渕監督のことを『この世界~』で知った方の多くは、静的な演出をする人だと思っているはずだ。

 ただ、筆者にとっての片渕監督は「アクションの人」。というのも、ギャングたちが東南アジアを舞台に大バイオレンスを展開するテレビアニメ『ブラック・ラグーン』を観た時に「なんだ、この面白いアクションは!」と驚き、そこに監督としてクレジットされた「片渕須直」という名前が頭に刻印されたのである。

 そのため、『この世界~』を含めた『ブラック~』以後の作品も、そういった視点で観てしまう。で、その視点で観てみると、たとえ静的な世界にあっても動的なアクション演出を巧みに盛り込んでいることに気づかされる。

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