2017/05/14 17:00

満島ひかりインタビュー「ルーツ・奄美大島が教えてくれたこと」

©石川啓次/文藝春秋
©石川啓次/文藝春秋

 7月29日公開の映画『海辺の生と死』(越川道夫監督)に主演する女優・満島ひかり。島尾ミホ(作中ではトエ)と敏雄(同・朔隊長)の出会いから終戦までを描く本作の撮影は、自身のルーツでもある奄美大島で行われた。演者としてだけでなく、裏方の役割も担った本作について余すところなく語ったロングインタビュー。

「満島ひかり」として関わった作品

――島尾敏雄とその妻・ミホとの出会いを描いた映画『海辺の生と死』は、ミホの同名の短編集や、島尾敏雄の「島の果て」(『出発は遂に訪れず』収録)など、二人が戦争体験を綴ったいくつかの小説を基にした作品です。本作で、満島さんはミホ役(「島の果て」に準じて、役名は「大平トエ」。敏雄も同様に「朔中尉」となっている)を演じられています。小説の『海辺の生と死』には、どのような感想を持たれましたか。

満島 「これはマズイ」と思ったことを覚えています。この作品と触れあったら、自分のなかのものが掘り起こされちゃうぞ。役者として、ではなく、「満島ひかり」という一人の人間として関わらなければ作れない作品だ、これは大変だぞ、と。

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