2017/06/09 07:00

虚淵玄と東山彰良を虜にした「台湾布袋劇」。その強烈な魅力とは

©鈴木七絵/文藝春秋
©鈴木七絵/文藝春秋

『魔法少女まどか☆マギカ』をはじめ人気アニメの脚本を多数手掛ける虚淵玄(ニトロプラス)が台湾の伝統芸能「布袋劇(ほていげき)」に惚れこみ、映像作品として日本に持ち込んだ。一方、台湾をルーツとする東山彰良もこのほど刊行した最新長篇でまさに「布袋劇」をキーアイテムとして描いてみせた。なぜこれほどにそそるのか。常に大胆なモデルチェンジを繰り返し、新しい演出に挑戦し続ける、台湾の極上エンタメのいまに迫る。

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コンビニで毎週5万~6万本売れている「布袋劇」

東山 虚淵さんが台湾布袋劇の最大手「霹靂社(へきれきしゃ)」と組んで制作された映像作品『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』(以下『サンファン』)を見てたまげました。これ本当に僕が知ってる布袋劇? と慄くぐらい進化していたので。

虚淵 布袋劇の発祥は17世紀といわれているそうですが、台湾では昔からテレビでも盛んに放映されていて、いまでも大人気の国民的コンテンツなんですよね。台湾ご出身の東山さんのほうが僕よりずっとお詳しいでしょうけれども(笑)。

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