2017/09/10 11:00

小島秀夫が観た『エイリアン:コヴェナント』

(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
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『エイリアン』の作者は誰だろう?

 リドリー・スコット? いや、違う。彼は映画の企画が動き出した後に、20世紀フォックスと契約を結んだ監督という立場でこの作品に携わった。

 H・R・ギーガーは、もちろんエイリアンをはじめとする造形物のデザイナーだ。

『エイリアン』の原案を作ったのは、脚本も担当したダン・オバノンである。ではオバノンこそが『エイリアン』の作者なのだろうか。しかし、どうもそうではないようなのだ。

 リドリー・スコットによる新作『エイリアン:コヴェナント』を観ても、その疑問は解消されない。むしろ深まるばかりだ。

『エイリアン』がB級ホラーSFでない理由

 1970年代半ば、『エイリアン』の原型となる脚本を執筆していたダン・オバノンは、『デューン』の映画化を進めていたアレハンドロ・ホドロフスキーに声をかけられた。しかし『デューン』の企画は中止となり、オバノンは脚本の執筆を再開する。友人の助言や、別の企画として進めていた脚本との融合などを経て、ゴードン・キャロル、デイヴィッド・ガイラー、ウォルター・ヒルら(のちに『エイリアン』のプロデューサーとなる3人)に認められる。

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