2017/09/10 17:00

ラサール石井「大連に取り残された日本人の悲しみと可笑しみ」

 お笑いからミュージカルの演出まで多彩な活躍ぶりのラサール石井さん。還暦をすぎてなお若々しいその秘密は、高いハードルへの絶えざる挑戦にあるようだ。今月のこまつ座公演「円生と志ん生」で五代目古今亭志ん生に扮する。

「最初、僕の役柄は三遊亭円生師匠だと聞いていたんですよ。2週間くらい円生さんの本を集めたりDVDを観たりしていたら、いや志ん生師匠の方だと分かって(笑)。志ん生さんは、誰も真似できない人というか、アプローチが難しい。今はとにかく毎日志ん生さんの噺を聞いています」

 舞台は終戦直後の旧満州国、大連。志ん生と円生がその時期大連にいたことは史実で、井上ひさしの筆は、関東軍に見捨てられ、ソ連軍や中国共産党の監視下で、貧しくきりきり舞いしながら生き延びた日本人達の姿を描き出してゆく。引き揚げ後は売れっ子噺家になる志ん生も、ここでは飴や富くじなどを売って食いつないでおり、でも噺の修業だけは怠らない。

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