2017/10/07 11:00

「エイリアン:コヴェナント」が100倍おもしろくなる「リドスコ監督79歳の煩悩と執念」

©getty
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「エイリアン:コヴェナント」は「怖くて深い」映画だ。

「エイリアンはどのようにして誕生したのか」という謎を解き明かす作品であると同時に、2012年に公開された「プロメテウス」の続編でもある。そしてこの2作を通じてリドリー・スコット監督は「誰が人類を創造したのか」「創造主と『創造された者』との関係は何か」という宗教的・哲学的かつ、自らにとって切実な問いかけをしている。

 79歳になる監督はインタビューでこう語っている。「我々人類が生物学的偶然によって生まれたと思うかい? 絶対に違うとも」「私はすべての背後に『何か』が存在すると信じている」。この言葉は「コヴェナント」の冒頭シーンで、ほぼそのまま繰り返される。つまり、監督は「宇宙のどこかに、私たち人類の創造主が必ずいる」と本気で信じており、それ自体を映画のテーマとしている。

「ちょっと、ちょっと、リドスコ監督。ヤバイ世界に行きかけているんじゃないの!?」と突っ込みたくなる気もするけど、監督の情熱とパワーがあまりにもすごいため、有無を言わさず作品世界に引き込まれてしまうのだ。

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