2017/10/27 11:00

藤沢周平が描く“子どもの目”から見た家族のかたち──松雪泰子×江口洋介×杉田成道

 市井に生きる人々の気持ちを細やかな筆で描き出した藤沢周平。没後20年にあたる節目の今年、短篇集『橋ものがたり』(新潮文庫刊/実業之日本社刊)から3作が映像化された(“ 藤沢周平 新ドラマシリーズ”第二弾 。時代劇専門チャンネルとスカパー!の共同制作)。

『北の国から』シリーズを手掛けた杉田成道監督は、この中から『小さな橋で』のメガホンを取った。2017年11月3日(金・祝)の放送を前に、時を経てなお人々を魅了する藤沢作品の魅力を、母・おまき役の松雪泰子、父・民蔵(たみぞう)役の江口洋介、そして監督・杉田成道が語った。

◆ ◆ ◆

杉田 藤沢周平さんの小説は、映像化が非常に難しいです。登場人物は欠点があるし、勧善懲悪の時代劇とは異なりヒーローがいません。そして、作品のコアにある人間の機微は、ストーリーを追うだけでは描き切れないんです。そのためエピソードや会話を加えますが、そこには映像化する我々の解釈が反映されるので、藤沢作品を扱いながら、完成した作品はどれも藤沢作品ではないのだと思います。今回映像化した『橋ものがたり』は藤沢さんの著作の中でも傑作の短篇集ですから、やりがいと同時にプレッシャーもあり、緊張感を持って制作にあたりました。

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