2017/10/30 17:00

前作を超えられるか? 映画「ブレードランナー2049」を採点!――シネマチャート

〈あらすじ〉

2030年代、企業家ウォレス(ジャレッド・レト)が新型レプリカントを製造し、旧型は解任(殺害)の対象として警察の捜査官“ブレードランナー”に追われていた。2049年、30年前に埋葬されたレプリカントの骨が発掘され、ロサンゼルス警察のブレードランナー“K”(ライアン・ゴズリング)は、骨に関するあるミッションを命じられる。Kは捜査を進める中で、30年前に女性レプリカントとともに忽然と姿を消した、ブレードランナーのデッカード(ハリソン・フォード)が鍵を握る人物だと突き止める一方で、ウォレスが企む巨大な陰謀を知ってしまう。その陰謀にも関係する、デッカードが30年間守り続けた秘密とは……?

〈解説〉

2019年を舞台にしたSF作品『ブレードランナー』の35年ぶりの続編。監督は『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。163分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆ビジュアル面は頑張っているが、話に力が無く、登場人物のキャラクター描写も浅い。前作が好きすぎて、つい不満が。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆夢の疑問に夢で答えた荘厳な伽藍だが、あまり乗れない。終末世界を意識しすぎて慈悲の心とエレガンスを見失ったか。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆旧型の寿命制限のないレプリカントがなぜ老いるのか? Kとリックが同じ若さで登場したら仰天の面白さだったはず。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆ハイブロウで丁寧な出来だが、真面目すぎる。監督の硬質な個性が緩慢なテンポと結びつき、やたら尺が伸びた印象も。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆謎も欠点も残す入れ子細工的な構成。蘇る名画のようなディーキンスの映像美。デッカードとKが交錯する場面から昇華。

INFORMATION

「ブレードランナー2049」(米)
10月27日(金)より、全国ロードショー
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード ほか
http://www.bladerunner2049.jp/

(「週刊文春」編集部)

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