2017/11/09 07:00

ご存知ですか? 11月9日は武満徹「ノヴェンバー・ステップス」が初演された日です

©共同通信社
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 いまから50年前のきょう、1967(昭和42)年11月9日、作曲家の武満徹(当時37歳)による琵琶、尺八とオーケストラのための作品「ノヴェンバー・ステップス」が、米ニューヨークで初演された。これはニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の創立125周年の記念作品として、武満に委嘱されたもの。初演は、小澤征爾が指揮するニューヨーク・フィルと、鶴田錦史の琵琶、横山勝也の尺八により、同楽団の本拠地であるフィルハーモニック・ホール(現デイヴィッド・ゲフィン・ホール)で催された。

 オーケストラと日本の伝統楽器の共演というと、いかにも東西文化の融合というイメージを抱かせる。しかし武満の意図はむしろ逆であった。彼は同作の解説のなかで「オーケストラに対して、日本の伝統楽器をいかにも自然にブレンドするというようなことが、作曲家のメチエ(引用者注:表現に要する職業的技巧)であってはならない。むしろ、琵琶と尺八がさししめす異質の音の領土を、オーケストラに対置することで際立たせるべきなのである」と書いている(『武満徹全集 第1巻 管弦楽曲』小学館)。

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