2017/11/19 17:00

SNSフォロワーが1000万人を超えるとどうなるのか? 「ザ・サークル」――シネマチャート

©2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.
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〈あらすじ〉

カリスマ経営者イーモン・ベイリー(トム・ハンクス)が率いる、世界最大のSNSを提供する〈サークル〉社は、全人類がこのSNSに加入してあらゆる情報をオープンにし、ひとつに繋がることを目指している。新入社員のメイ(エマ・ワトソン)は、やりがいのある業務と福利厚生が充実した環境に満足する一方で、社内ネットワークに参加してプライバシーが失われていくことに違和感を覚えていた。ある事件をきっかけに、メイは同社の新サービス〈シーチェンジ〉カメラを24時間装着し、自分のすべてをオープンにし始める。フォロワーが1000万人を超えてアイドル化し、社内での発言権が大きくなるにつれ、家族や友人など大切な人を傷つけている自分に気づいたメイは、ある計画を企てる。

〈解説〉

脚本・監督は、『人生はローリングストーン』のジェームズ・ポンソルト。SNS社会の光と闇を描くサスペンス。110分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆SNSの負の側面のドラマ化。オフィス風景の描写に大いに興味を引かれたが、話自体は想定内。もう一ひねり欲しい。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆テクノスリラーかと思ったらテクノメロドラマだった。設定にひねりがなく、これほどすぐに先の読める映画も珍しい。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆管理する側に透明性を求めるのは痛快だが、日常を公開する心意気より、孤独死させない壁に耳あり障子に目ありで十分。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆後半の展開はやや性急だが、SNS風刺の映像ドラマとして健闘の部類。役者の良さと気持ち悪い空気のリアリティを買う。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆アップル新製品発表の様に洗練されたトムとエマのスピーチ演技は説得力あり。SNSについての物語は目新しさに欠ける。

INFORMATION

「ザ・サークル」(米)
TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開中
監督・脚本:ジェームズ・ポンソルト
出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス、エラー・コルトレーン、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン ほか
http://gaga.ne.jp/circle/index.html

(「週刊文春」編集部)

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