2017/11/30 17:00

「日本におけるノンフィクションの最高峰」と「あまりにも見事な胸」のあいだ

©iStock.com
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 10万部を超えるベストセラー『藝人春秋』から5年、待望の刊行となる水道橋博士の 『藝人春秋2』 は、上下巻合わせて700ページという大作である。前作より分量も内容もはるかにパワーアップし、橋下徹、タモリといった政界から芸能界にかけての大物の「素顔」を暴く。その元になった作品といえるのが、浅草キッド名義で刊行された『お笑い 男の星座』シリーズ(全2巻)。本書には『藝人春秋2』に出てくる石原慎太郎、寺門ジモンといった人物も登場している。このたび『藝人春秋2』刊行を記念して、 『お笑い 男の星座』 も同時に電子書籍化、本シリーズを「日本ノンフィクションの最高峰」と崇める中川淳一郎さんが熱狂的に解説する。『藝人春秋2』をより楽しむための必読サブテキスト。

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 日本のノンフィクションにおける最高峰は何か、と聞かれたならばオレは『お笑い 男の星座』を挙げる。これを言うと「ノンフィクション作家といえば、開高健とか辺見庸とかでしょ! 大宅壮一とか佐野眞一もすごいよね。なんで浅草キッドなの?」なんてことを言われてしまう。

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