2017/12/10 07:00

日大芸術学部の学生が考えた「日本人にとって天皇とは?」

 天皇、そして象徴とは何か。日本人が一度は考える疑問を、天皇を題材にした映画を通して真正面から考える大学生の取り組みがある。日芸映画祭『映画と天皇』がそれだ。

「私は中二までの6年間をドイツで過ごし、日本人学校で『天皇は日本の象徴』と習いました。でもどういうことなのか理解できなかったんです。帰国後に起きた東日本大震災では、日本中が混乱するなか、陛下は国民に『おことば』を述べられ、被災地へのご訪問が始まりました。報道を見て安心感を覚えるとともに日本人にとって天皇とはどんな存在かを知りたくなりました」(リーダーの山本麻都香さん)

 映画祭は日大芸術学部映画学科3年の古賀太教授のゼミ活動。学生が挙げた企画から、生前退位や眞子様の婚約で関心が高まる「天皇」が選ばれた。作品選びや映画祭の運営もすべて学生が行っている。

「様々な視点を持つ作品が集まりました。企画を通じ、両陛下の公務には戦争や災害で傷ついた人を想うだけでなく、人々の記憶から風化させまいというお考えがあるのではと思うようになりました」(同前)

 期間中『明治天皇と日露大戦争』や『孤獨の人』、『太陽』など17作品が上映される。

INFORMATION

日芸映画祭『映画と天皇』
12月9日~15日 渋谷・ユーロスペース
ゲストトークや上映作品の日程はHPで
http://nichigei-eigasai.com/

(「週刊文春」編集部)

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