2018/01/31 11:00

五木ひろしの新曲を耳にして阿久悠の思い出でしみじみ――近田春夫の考えるヒット

恋歌酒場/五木ひろし(FIVE'S)没後10年を機会に再評価の波の高まる阿久悠。その未発表詞を用いた新作だ。
恋歌酒場/五木ひろし(FIVE'S)没後10年を機会に再評価の波の高まる阿久悠。その未発表詞を用いた新作だ。

『恋歌酒場』(五木ひろし)/『いごっそ魂』(三山ひろし)

 よく演歌は「日本のこころ」とかいわれるけれど、考えるまでもなく、その歴史自体はそれほど古いものでもないだろう。ま、源流と呼べば呼べぬこともないような音楽が、かろうじて明治時代にあったかどうか? おそらく今我々が、演歌といってアタマに浮かべるようなイメージのものは、昭和より前にはなかった筈である。

 などなど、果たして演歌が国体(?)とそこまで密接な関係にあるのか、その根拠はどこにあるのかといった議論はさておき、親和性というのなら、日本のこころっていわれて別にそんなに嫌な感じしないのよね演歌。ウーム、やっぱりなにかを上手くいいあててるのかなぁ……。あっ日本のじゃなくて“日本人のこころ”でしたっけ?

 それはともかくとして。

 いつも不思議に思っていたことがあった。演歌といって、音楽構造にしろ使用される楽器にしろ、現実、ポップスとまず変わらない訳である。実は演歌にはその“ならでは”の様式的特徴はあまりないといってよい。

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