2018/03/12 17:00

87歳イーストウッド監督の挑戦 「15時17分、パリ行き」を採点!――シネマチャート

©2018 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited, RatPac-Dune Entertainment LLC
©2018 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited, RatPac-Dune Entertainment LLC

〈あらすじ〉

大学生のアンソニー・サドラー、オレゴン州州兵アレク・スカラトス、米空軍上等空兵スペンサー・ストーンは、カリフォルニア州サクラメント郊外で育った、労働者階級出身の幼なじみだ。2015年8月21日、ヨーロッパ旅行を満喫していた3人は、アムステルダムからパリ行きの高速列車タリスに乗り込んだ。列車がフランスへ入ると、重武装した男が、突如自動小銃を発砲する。パニック状態の乗客を乗せて列車が走り続けるなか、3人は果敢に犯人に立ち向かい、取り押さえることに成功する。

〈解説〉

『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッド監督が、「タリス銃乱射事件」を映画化。テロリストを取り押さえた3人の青年や、現場に居合わせた乗客など、事件に関わった人々が、本人役で多数出演している。94分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆87歳にして冒険的な映画作り(体験者自身が主演)に挑んだ監督には感動。ただし成功したとは思えず。とっても残念!

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆映画の風を信じる姿勢は尊敬するが、脚本はもっと追い込んでほしかった。狭い空間での格闘と救命の描写はさすがだ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆冒頭から緊迫感が炸裂。観光旅行する青年3人のお気楽ぶりを一層リアルに感じさせた。正義感だけでは描けない奇跡。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆深い呼吸でシンプルな意見を語る。その鷹揚さは呆気に取られるほど。マッチョ憧憬の青春譚としては実に清潔な肌触り。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★87歳の果てなき挑戦に驚く。英雄主義、若き非職業的俳優の起用、銃撃描写など小気味良いイーストウッド式再現ドラマ。

INFORMATION

「15時17分、パリ行き」(米)
丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかにて公開中
監督:クリント・イーストウッド
出演:スペンサー・ストーン、アレク・スカラトス、アンソニー・サドラー、ジュディ・グリア、ジェナ・フィッシャー ほか
http://wwws.warnerbros.co.jp/1517toparis/

(「週刊文春」編集部)

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