2018/03/21 11:00

星野源の『ドラえもん』にプロの仕事を見た――近田春夫の考えるヒット

絵=安斎肇
絵=安斎肇

『ドラえもん』(星野源)/『さよならエレジー』(菅田将暉)

 藤子不二雄の作品のなかで『ドラえもん』だけが益々ダントツ人気というのもなんだか勿体ない気がしないでもないが、市場というのはきっとそんなものに違いない。

 この歳にもなれば少しは色々なことにも分別がつくようになってくるのである。

 ところで『ドラえもん』に限らず本来が低年齢層相手のお気楽漫画動画一般、劇場公開用となるや必ずといっていいほど、TVで毎週やっているようなのとは違って、深みを出すっていうんですか? いわゆる“感動巨編”的な仕上がりになってしまうのは、何故なのでありましょうか。

 やはり作り手の意識も“銀幕”イコールTVより偉い! というところに行ってしまうんですかね? とそう思っていた時期もあったが、段々わかってきたのは“尺”である。本編とTVでは根本的に長さが違う。90分なりをのんびりとしたナンセンスな展開だけで持たせるのはきっと――脚本とか考えるのが――至難のわざなのであろう。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

臆病になってチャンスを逃すかも。先々のことを決めて行動する...もっと見る >