2018/03/21 16:00

ビートたけし書き下ろし小説「ゴンちゃん、またね。」一挙掲載

©文藝春秋
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 3月いっぱいで所属事務所「オフィス北野」からの独立を表明したビートたけし(71)。その去就に注目が集まるなか、このたび「週刊文春」に、書き下ろし小説「ゴンちゃん、またね。」を発表した。

 主人公は、うだつの上がらない小説家志望の男・則之。自己啓発雑誌のインタビューテープ起こしや記事まとめのアルバイトで糊口をしのぐ毎日だ。両親を亡くし、恋人にも去られた則之の現在のパートナーは、1年前から飼っている愛犬のゴン。ゴンと過ごす時間は、生活に疲れた則之にとって唯一の安らぎだったが、ある日、彼らに大きな事件が起きる……。

 たけしが「ゴンちゃん、またね。」を執筆したきっかけは、「ガキの頃、初めて飼った野良犬のチビの思い出があったから」だという。

「お袋から棄ててこいと言われて、棄てるんだけど必ずウチへ帰ってくる。最後に町外れまで連れてくと、俺が迷子になっちゃった(笑)。チビが家まで無事に案内してくれたんで、お袋も『なんて頭のいい犬だ』なんてね。結局、飼い方も知らなかったんで満足に世話できなかった。犬の思い出と現代人の孤独が繋がった時に作品が生まれたと思う。こんな時代だし、大人のメルヘンとして読んで貰えたらありがたいな」

 と、作者としての思いを語っている。

「絵とピアノをずっとオフでやってるんだけど、今は小説が楽しいね。毎日、寝ないで書いてるよ」と、小説への思いを告白したたけし。

 たけし自ら描いた愛犬の絵2点も収録する「ゴンちゃん、またね。」は、3月22日(木)発売の「週刊文春」に一挙掲載される。

(「週刊文春」編集部)

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