2018/04/02 17:00

オールドマン演じるチャーチル 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」を採点!――シネマチャート

©2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
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〈あらすじ〉

1940年、第2次世界大戦初期。ナチス・ドイツによる侵略の脅威が迫るイギリスでは、内閣不信任決議が出され、チェンバレンの後任として、海軍大臣ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)が首相に任命された。30万人の英国陸軍兵士がフランスのダンケルクでドイツ軍に包囲される非常事態で、チャーチルは外相のハリファックスが促すドイツとの和平交渉の道を拒否し、民間の船で兵士たちを救出するダイナモ作戦を実行する。カレーやベルギーが陥落するなかで、チャーチルはヒトラーへの屈服か、徹底抗戦か、究極の選択を迫られる。

〈解説〉

実話を基にチャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの27日間を描く。『つぐない』のジョー・ライト監督作。第90回アカデミー賞で主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。125分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆メイクが巧すぎてG・オールドマンには見えないのがいいような悪いような。当時の英国議会の様子、さすがの見ごたえ。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆役に潜入してほぼ地を覗かせないオールドマンの芝居が圧倒的。声の使い方も面白い。迷いの底でうごめく姿が眼に残る。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆ダンケルク撤退の犠牲となったカレーの兵士たちの無念さに、戦争の恐ろしさと首相の力を知る。特殊メイクには驚愕。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★☆☆☆ノリノリの芝居と演出の職人芸が楽しい。だが後半で批評性を手放したか、物語が単線的に。安手の高揚に流れ過ぎでは?

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★ファシズムと闘う決意を決めた男、オールドマン演じるチャーチルの“英国の味”を堪能。彼のスタイル、台詞も傑作。

INFORMATION

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(英)
3月30日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ジョー・ライト
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン ほか
http://www.churchill-movie.jp/

(「週刊文春」編集部)

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