2018/04/08 17:00

「フジテレビをおちょくるなよ」とんねるず最終回のメッセージ――てれびのスキマ「テレビ健康診断」

松田聖子(中央)と、女体盛りの刺身を食べる石橋貴明(左)、木梨憲武(右)
松田聖子(中央)と、女体盛りの刺身を食べる石橋貴明(左)、木梨憲武(右)

「やっぱり最終回、『めちゃイケ』みたいに5時間くらいやればよかった」

 石橋貴明がそう悪戯っぽく言った時、見ている僕は本当にそうだよなあとしみじみと思った。『とんねるずのみなさんのおかげでした』は、前身の『みなさんのおかげです。』を含め30年以上続いた歴史に幕を閉じた。その最終回は通常通り1時間の放送。長年の貢献を考えると、大特番を組んでもよさそうなものだが、これは編成の問題というよりも、とんねるず自身の美学によるものなのだろう。

 最後の1時間は、「さいごのうたばん」と題して、番組が生んだ伝説的ユニット「野猿」と第1回ゲストだった松田聖子を迎え、これまでのPVパロディや音楽系コントの振り返り。金と時間と労力がかかったコントは、時代を超えてもやっぱり面白い。思えば、とんねるずはこの世のすべてをパロディにして、おちょくってきた。抜群の身体能力と表現力でホンモノを凌駕するパロディコントこそ、その真骨頂だった。それが見られなくなってしまうのは悲しいが、30年以上にわたって、「楽しくなければテレビじゃない」というフジテレビの精神を貫き、看板を守ってきたのだ。それが移り変わっていくのは仕方のないことだろう。だが、4月から始まるフジテレビの新番組は、事前告知を見る限り目新しさはほとんどない。時代に合わせているといえば聞こえがいいが、ゴールデンタイムはもちろん、深夜帯でも“時代を先取るニューパワー”を感じないのは何とも寂しい。

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