2018/04/11 11:00

独特な不穏さでサウンドが視覚に訴えてくるポルノグラフィティ――近田春夫の考えるヒット

絵=安斎肇
絵=安斎肇

『カメレオン・レンズ』(ポルノグラフィティ)/『ALWAYS』(FlowBack)

 歌謡曲と、ロックやヒップホップ、ダンスミュージックなども含めた、広義でいうところのポップスを分けるものというのは、確実にあるのではないかというのが持論だ。

 線引きは、聴き手が歌詞と旋律以外――もう少し平ったく書けばサウンドである――に果たして意味や魅力を感じられるかどうか……である。

 ここでいうサウンドとは音響のことだ。音の響きに関係する要素はふたつあると思う。ひとつは和声(コード進行)で、もうひとつは楽器の音色である。間奏のエレキギターのディレイ音だかが、もうたまらなくってその曲を好きになったとか、歌よりドラムに耳がいってしまったとか、そういう話はあまり歌謡曲には聞かないだろう。

 この、私の理論(が正しいかどうかはともかく)にのっとって“仕分け”をするならば、ヒットする大半のjpopは歌謡曲に属すると個人的には思うけれど、それは表現の優劣を示すものでは決してないので、誤解のなきよう。

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