2018/06/06 11:00

清水翔太が新曲でみせた詞と音との揺るぎなき一体感――近田春夫の考えるヒット

絵=安斎肇
絵=安斎肇

『Friday』(清水翔太)/『恋はシュミシュミ』(郷ひろみ)

 時に、CDを買えば(歌詞カードとかには)ほぼ間違いなく作詞、作曲、編曲者の名前が連ねられている訳だが、いうまでもなくそれぞれは基本的には別の能力の問われる仕事で、たとえば編曲は作曲に比べ楽典的知識を必要とする。技術職の色合いが断然濃い。かたや作曲ではそうした側面よりむしろ感性的なものの求められる場合が多い。良いメロディが書ける人間だからといって編曲に向いているかというと必ずしもそうではないし、逆もまた然りである。無論、世の中には全方位きちんとこなせる職業音楽家の方も大勢いらっしゃいますが……。

 一方作詞はコトバを紡ぐ作業ではあるけれど――いわゆる詩を書くのとは異なり――旋律や譜割りとの調整というか有機的関係がどうしてもついて回る。いま述べてきた音の話になぞらえるならば、ある意味作曲と編曲の双方、すなわち感性と職人的なスキル、どちらをも必要とされる分野なのかもしれない。

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