2018/07/09 17:00

“男性優位主義”と戦った感動実話 「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を採点!

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

〈あらすじ〉

男女平等を求める運動が熱を帯びていた1973年、女子テニス世界チャンピオンのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は、女子の優勝賞金が男子の8分の1であることに抗議して、仲間と女子テニス協会を立ち上げる。ある日、キングは元男子世界王者のボビー・リッグス(スティーブ・カレル)から試合を申し込まれる。表舞台から遠ざかり、ギャンブル癖が原因で妻から離婚を切り出されている55歳のリッグスは、“男性優位主義”の代表としてこの試合に勝つことで、人生の一発逆転を目論んでいた。キングは、一度は挑戦を断ったが、女子テニス界だけでなくすべての女性たちのために試合に臨む。

〈解説〉

『ルビー・スパークス』のヴァレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン監督が、“世紀のテニスマッチ”を描く人間ドラマ。122分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆勝気顔のE・ストーンが役柄ぴったり。脇役陣も適材適所。実話とはいえ型通りの話を軽快に。’70年代の衣裳も念入り。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆着眼は面白いし、痛烈な奇譚になる要素も備えているのにもったいない。説明が良心的すぎた。カレルの役作りはさすが。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆男女の優勝賞金の額の違いに仰天。女性差別の凄まじさだけでなく、70年代当時の衣装、既婚者の戸惑いが見事に再現。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆♯MeTooエンジンを搭載した70年代モデルの快走。カレル扮する愉快なゲス男の道化力がターボを掛ける。選曲も良し。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆70年代コダックの色味をクリアに再現。当時の世界観を現在の視点で覗く実話ベースの物語。ストーンは前作より魅力的。

INFORMATION

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(米)
7月6日(金)より、TOHOシネマズシャンテほかにて全国公開
監督:ヴァレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン
脚本:サイモン・ボーフォイ
出演:エマ・ストーン、スティーブ・カレル、アンドレア・ライズブロー、サラ・シルヴァーマン、ビル・プルマン ほか
http://www.foxmovies-jp.com/battleofthesexes/

(「週刊文春」編集部)

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