2018/07/17 17:00

雪面滑降しつつ斬り合う時代劇鮮烈アクション!――春日太一の木曜邦画劇場

1974年作品(84分)/東宝/2500円(税抜)/レンタルあり
1974年作品(84分)/東宝/2500円(税抜)/レンタルあり

 時代劇の利点の一つは、日本でも大がかりなアクションシーンを描けることにある。

 日本を舞台にした現代劇の場合、たとえば銃撃戦やカーチェイスなどはどうしても嘘臭いものに映ってしまう。だが、時代劇となれば刀がある。馬がいる。これらを駆使すれば、観客も違和感なく受け入れられるのだ。しかも「剣豪だから」「忍者だから」ということで、かなりの無茶も許される。

 小池一夫原作の劇画を映像化した若山富三郎主演「子連れ狼」シリーズは、その最たるものといえる。刺客・拝一刀(若山)と裏柳生との死闘が毎回描かれていくのだが、「時代劇はここまでできるのか」と思い知ることのできる、イマジネーションあふれるアクションが満載されていた。

 中でも、今回取り上げるシリーズ最終作『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』は強烈だ。本作のクライマックスとなる決戦の地は、白銀の雪山。時代劇史上でも稀有の舞台を背景に、見たことのない物凄いアクションが繰り広げられる。

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